香港会社設立
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香港会社設立
香港法人
香港法人には、
- 有限会社
- 無限責任会社
の二つがあります。
有限会社の場合
- 日本の株式会社に相当するものですが、
- 最低1名の株主、役員で設立できます。
払込資本金の必要がないので、簡単に法人が設立できます。
また、既存の法人を購入することもできます。
但し香港の場合、すべての有限会社は公認会計士による会計監査が必要です。
無限責任会社の場合
- 監査の必要がありません。
- 事業登録だけすれば簡単に設立できます。
香港で会社設立・登記をするメリット
香港で会社設立・登記をするメリットとしては、
- 1.投資環境の充実
- 2.海外ビジネスの拠点
- 3.持株会社としての活用
- 4.中国市場への窓口
等があげられます。
投資環境の充実に関しては、
- 為替管理規制は存在しないし、
- 課税されるのも、輸出入に関してごく限らたものだけ
- 法制面でも大部分がイギリスの法律が適応される。
海外ビジネスの拠点に関しては、
- 香港自身が貿易取引上の規制の少ない自由港としてのめざましい発展を遂げてきた。
- 世界最高水準の物流インフラは、国際貿易を行うには絶好の場所。
- 香港では、実際の貨物の経由はしないけど、書類決済上は香港を経由する
三国間貿易(オフショア貿易)の中継点としての活用もあります。
持株会社としての活用に関しては、
- 子会社が得た収益を香港持株会社へ配当金として戻す際に、
- この配当収入に関しては一切課税されません。
- 資産の保全、節税に有効です。
中国市場への窓口としては、
- 日系企業として直接中国へ入るより、香港を経由することにより
- 諸手続きがスムーズにいくことが多々あります。
- 香港の銀行、会計士等が手続きに慣れているのと、
- 各種書類の日本語⇒中国語訳がもとめられないことが理由。
まだまだ、これ以外にたくさんの香港会社設立・登記のメリットあると思います。