仏山市
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仏山市
仏山市(ぶつざんし)は、中華人民共和国の広東省にある地級市。
広東省のほぼ中央に位置し、省都の広州市に隣接し、禅城区は西南20kmほどの位置にある。
地理
珠江デルタの西北部に位置し、全体に地形は平坦で、西江、珠江をはじめとする河川が網目のように流れている。このため、土地は肥沃であり、海洋性モンスーン気候に属する。
気候
海洋性モンスーン気候に属するため、
- 年平均降水量は2100ミリメートルと多く、
- 農業に適し、
- 年間平均気温は21.7℃と温暖である。
言葉
広東語南番順方言(南海話、順徳話など)の使用地域にある。
経済
改革開放政策が実施されると香港やマカオに近接した立地条件もあり、仏山市は珠江デルタ地帯の中心的な工業都市として発展した。
- 1978年から2004年までに経済規模は50倍にも発展し、
- 年間経済成長は16.6%にも達している。
また、改革開放の初期に外資を導入したことであり、
現在は中国における重要な輸出貿易工業の拠点として、
- 家電、
- アパレル、
- 運動靴、
- 陶磁器及びその他の建築材料、
- 金属材料の加工と生産、
- 設備製造、
- 電子情報、
- 食品・飲料、
- プラスチック製品、
- 石油化学製品と医薬品、
- 家具などが製造され、
- 日本からは電子工業や自動車部品メーカーが進出し、
広州市を中心とする広仏経済圏の中心地としての地位を獲得している。