潮州市
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潮州市
潮州(ちょうしゅう)は中華人民共和国広東省東部に位置する地級市。
古い歴史をもつ国家歴史文化名城であり、多くの華僑を出していることで有名である。
- 全市総面積3,078平方キロ、
- 総人口248万人、
- 海外に住居する潮州籍華僑や香港マカオ同胞は約230万人。
最も数多いのはタイの華人であるが、
シンガポール、マレーシア、アメリカ合衆国などにもかなりの華人がいる。
総人口(2006) 253.37 万人
市区人口(2006) 66.86 万人
GDP(2006) 330 億元
一人あたりGDP 13,110元
地理
広東省東部、韓江デルタの北部に位置し、東北は福建省、南西は広東省汕頭と接する。
東は南シナ海(南海)に面する。汕頭駅から東莞東駅までの鉄道が市の郊外を通っている。
言葉
広東省に属するが、
北東に隣接する福建省南部で話される閩南語の一種である独自の潮州語を話す。
文化
中国の代表的な地方文化とされる、潮劇、潮楽、潮繍、潮彫などが潮州文化の代表であり、
これらを研究する潮学という学問さえある。
また海産物や乾物の味を引き出し、
日本人の口にもよく合う潮州料理や潮州工夫茶も有名である。