輸入
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輸入
輸入(ゆにゅう)とは、外国から資源やサービスなどの財を購入することを言う。
対義語は輸出。
資源の有無、生産性の高低にかかわらず
- 一般的には輸出入に制限を設けない方が国際分業が進み、
- どの国家にとっても利益が最大になる。
しかしながら
- 国内産業の保護育成や
- 外国への依存度が高すぎると
- 国際情勢が悪化した場合に
- 多大な不利益を被る可能性があること
などを理由として、
なんらかの制限を課すのが通常である。
日本では、関税法第2条第1項第1号が
「外国から本邦に到着した貨物(外国の船舶により公海で採捕された水産物を含む。)
又は輸出の許可を受けた貨物を本邦に(保税地域を経由するものについては、
保税地域を経て本邦に)引き取ることをいう」と定義する。
並行輸入
並行輸入とは、海外商品を輸入する際、
一般的に
- 価格が正規代理店よりも安かったり
- 内外価格差が大きい商品ほど、
- 並行輸入による価格メリットが大きい
国内未発売の商品が手に入ったりといったメリットがあるが、
返品や購入後のメンテナンスなどアフターケアが不十分な場合がある。
個人輸入
個人輸入とは、個人が直接(代行を介さず)外国の販売店へ、商品を注文して購入する形態。
通信販売の購入先が国内から外国に変わったもの。
- 自国では手に入りにくいような特殊なサイズの衣類や
- 一部の医薬品など、
- その国では入手しにくいもの
の購入に利用されることが多い。
従来は相手国で通用する言語で
- ビジネスレターが作成できるレベルの語学力が求められ
- 時差や
- 支払方法
の問題もあったが、 - インターネットの発達で高度な語学力の必要性が薄れ
- 業者によっては自国語以外の言語によるページを開設しているところもある。
支払方法にはクレジットカードを使うことが多い。
ただし、不着や商品トラブルなどの対応には電話や電子メールなどにより意思疎通ができる程度の語学力が必要となる。
逆輸入
逆輸入とは、主に以下のようなケースを指すが、通常は(3)の生産国から一度他国に輸出された製品が再び生産国に輸入されるケースを逆輸入という場合が多い。
- ある国原産の商品が他の国で生産され、それが輸入されること
(例:ドイツ原産のラガービールだがアメリカの企業が現地ブランドで生産、それがドイツに輸入された)。 - ある国(A国)に親会社を置く企業が子会社などの現地法人を他の国(B国)に設立するかB国の現地企業に生産を委託(OEM)し、そこで生産した商品をA国に輸入すること
(例:日本の電機メーカーが東南アジアに子会社を作り現地工場で日本の電機メーカーブランドのテレビ受像機を生産し、生産したテレビ受像機を日本に輸入して販売する)。
1990年代以降の家庭用電気機械器具の多くはこの形態が取られている。
自動車(四輪車・二輪車)にもこのような車種がある。
日本から見た「B国」は人件費などのコストの安い東南アジアや中国などが多いが、それには当てはまらず「A国」・「B国」における市場間の差異が原因となり逆輸入が行われる例(北米地域で生産された三菱・エクリプスやホンダ・ラグレイトなど)も存在する。
- ある国(C国)の製品が、他国(D国)に輸出された直後に元の製造国(C国)へ輸入されること
(例:日本国内で生産される高性能の輸出用オートバイは一旦欧米などに輸出された後、日本へ輸入される。自主規制回避の一手段。あるいは特定の商品がC国で品薄になり、D国から逆輸入される)。
特に邦楽を台湾や中国など日本の市場よりも安く売られている音楽CDなどの逆輸入することにより、日本市場の半額程度で購入出来た。
2005年に文化庁が逆輸入CDの還流防止措置を取り、日本で発売されてから4年経過しないと逆輸入CDが販売出来ないようになった。